山林事業

◆皆伐・間伐

黒保根町周辺を中心に、皆伐・間伐・作業道開設・造林、保育などを通して、
数多くの山々で実績を積んでいます。

森林を荒廃させずに保育・成長させるためには、適度な伐採が必要です。木々が密集し過ぎてしまい、太陽の光が届かなければ、森林は成長できません。このような伐採施業を「間伐」と言います。また、収穫時期を迎えた森林は一定の範囲にまとめ、計画的に伐採をします。これを皆伐(全伐)と言います。このように、伐採された木は、丸太となって、建築資材などの様々な木材へと生まれ変わります。
当社では、創業以来88年、黒保根町周辺を中心に、間伐、除伐・皆伐・作業道開設・造林、保育などを通して、数多くの山々で実績を積んでまいりました。これからも先人の想いの詰まった山林の未来を山林所有者様とともに創造していきます。
各種山林整備をご希望の方、あるいはご所有の山林の荒廃にお困りの方、ぜひ、ご相談ください。山林の状態に適した施工をご提案いたします。

◆素材生産

伐採した立木を集材して素材(丸太)に加工し、土場に集積します。

素材生産とは、山林に生育する立木(樹木)を伐採して素材(丸太)に加工し、決められた場所に運搬・集積するものです。作業の工程は、基本的に、伐倒、枝払い・玉切り、集材、積込・輸送等になります。なお、加工された素材は自ら販売する場合のほかに、民間の木材市場に販売を委託しています。

◆集材

伐採した丸太を伐倒現場近くの土場に集積するために、
当社は、集材機による架線集材とトラクターによる車両集材があります。

伐採地に散在している伐倒木あるいは造材丸太を伐倒現場近くの土場(どば)に集積して,次工程の運材をやりやすくするために行う作業です。運材は主として林道によって行われるが,集材は林道外で行われる場合が多く,集材距離は運材距離に比して短い。集材の方法は人力による方法,集材機による架線集材,トラクターによる車両集材があります。人力による方法は山腹傾斜を利用して,とびなどにより一定の場所に木材を集めるもので,集材距離も50m程度である。

架線集材

当社では、長年にわたり、仮設のロープウェイの様なシステム(集材機)を現場に構築し、山中で伐採した樹木を土場(集積場)まで安全に搬送できる方法を架線集材といいます。伐採・集材が完了したらシステムを解体し、また別の現場に移動して設置、様々な伐採環境に対応できる集材方法です。車両が入っていけない場所で活躍しています。

車両集材

架線を使用せず、車両で伐採現場に乗り付けて集材する方法を「車両集材」といいます。林業用グラップルで木材を掴んで持ち上げる「荷役」として活躍する林業機械です。また、運搬車両により現場からの材木の運び出しや、トラックまでの運搬を担います。

◆民地伐採

特殊な状況での伐採もご相談ください。
さまざまな経験を経た専門家の技術でお応えいたします。

住宅地の危険木から環境的な障害木、さらには、神社仏閣の枯損した巨木など、新井木材は、オンリーワンの技術で伐採処理にあたり、お客様のご要望にお応えしています。すでに問題化している森林の病中害での危険木の伐採はもちろん、倒木の要因となる松食い虫の駆除も得意としております。樹木の伐採をご希望の型へ、ご自宅やその周辺、あるいは交通路や居住区域にある障害木や危険木でお困りの際は、ぜひ、当社にご相談ください。どのような場所にある木でも安全確実に伐採処理いたします。お客様の大切な人、建物、そしてお客様ご自身を守るために、お手伝いさせていただきます。

◆しいたけ原木・薪原木

しいたけ原木と薪原木をお客様のニーズに合わせ生産しています。

広葉樹が豊富な黒保根の森から、シイタケ等のキノコ類の栽培に適した樹種を適寸でお届けします。また、コナラ、クヌギなど、火持ちの良い樹種から、火力の強い広葉樹まで、ニーズに合わせて薪の原木を生産しています。

※シイタケ原木と薪の販売やご質問・ご相談はお気軽にお問い合わせください。